ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > おおい自然園 > クヌギとコナラ

おおいの動植物

おおいのむし

おおいの石

自然観察会

自然NOW

自然VOICE

おおいの自然を見てみよう

神奈川県立 生命の星・地球博物館<外部リンク>


クヌギとコナラ

印刷用ページを表示する更新日:2017年10月23日更新

 根岸山から相和地区に広がる雑木林は、主にクヌギやコナラで構成され、ずっと人の手で管理されてきました。これらの木は15~20年に一度、冬に炭焼き用として切られます。その切り株からは新芽が出て大きくなり、それをまた切って… と、昔から手入れされてき ました。枝は薪に、枯葉は堆肥にして田畑にすき込みました。クヌギやコナラは、持続的利用が可能な樹木たちなのです。しかし、昭和40年頃からの燃料革命で、薪や木炭の需要は落ち込み、今はシイタケの原木に使われるくらいです。雑木林は更新しないと、そこに棲む生物の多様性が低下すると言われます。 今後の雑木林の管理を、あらためてみんなで考える必要があります。
                                                         一寸木 肇(おおい自然園園長)

クヌギ(丸い大きなどんぐりがなる)の画像

クヌギ(丸い大きなどんぐりがなる)

コナラ(細長いどんぐりがなる)の画像

コナラ(細長いどんぐりがなる)