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ムクロジ

印刷用ページを表示する更新日:2017年10月23日更新

 柳地区の稲荷社と河原地区の地蔵院にあるムクロジは、この時季、葉をすっかり落として、飴(あめ)色の実をたわわにつけています。
 ムクロジ(無患子)の黒くて堅い種子は、羽根つきの追い羽根の先として使われています。その周りを被っている果皮は、サポニンを多く含むので、石けんの代用として使われていました。
 柳地区のムクロジは大木で樹勢があり、実も立派です。その周りには幼木も何本か育っています。境内にはイチョウをはじめ、ムクノキ、タブノキの巨木が見られます。ヤブツバキなどとともに、鎮守の森として長く後世に伝えていってほしいと思います。

一寸木 肇(おおい自然園園長)

ムクロジの画像

ムクロジ(柳地区稲荷社で)

ムクロジの実と種子の画像

ムクロジの実と種子