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タブノキ

印刷用ページを表示する更新日:2017年10月23日更新

 ます。タブノキです。この木はクスノキの仲間で、地域の植生を構成してきた代表的な樹木の一つです。近くの三嶋神社をはじめ、河原地区にある慰霊碑など、町内の神社や寺院で見ることができます。
 春から初夏にかけて紅色を帯びた新しい葉とともに黄緑色の花をつけ、6・7月には紫黒色に果実が熟します。ムクドリなどはその果肉を食しますが、直径1cmもある丸い褐色の種子は吐き出されて、あちこちに散布されます。
 本種は材として使われましたが、多くは薪や炭、時には線香の材料となりました。大木になりますが、残していきたい樹木です。

一寸木 肇(おおい自然園園長)

若宮跡のタブノキの画像

若宮跡のタブノキ

ムクロジの実と種子の画像

紫黒色の果実 (6.7月)