ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > おおい自然園 > タヌキ(ホンドタヌキ)

おおいの動植物

おおいのむし

おおいの石

自然観察会

自然NOW

自然VOICE

おおいの自然を見てみよう

神奈川県立 生命の星・地球博物館<外部リンク>


タヌキ(ホンドタヌキ)

印刷用ページを表示する更新日:2017年10月23日更新

 タヌキは交通事故に巻き込まれることがあり、事故は相和地区だけでなく、金子や西大井でも起きています。このことから私たちの身近でタヌキが生活していることがわかります。昭和8年発刊の『金田の聚しゅう落らく』にタヌキの記述はありませんので、もともとは丘陵地に棲息していたものが、分布を広げたのでしょう。
 また、タヌキは「溜ため糞ぐそ」 といって、決まったところで排泄をする習性があり、ときどきその場所に出くわすことがあります。中を見ると、ミカンの袋の皮や様々な樹木の種子、昆虫の甲などを見つけることができ、雑食性であることがわかります。疥癬症にかかって毛が抜けたタヌキも見ますので、今後の動向が気になります。

一寸木 肇(おおい自然園園長)

ホウネンエビの画像

(写真提供 山口喜盛さん)

ホウネンエビの画像

タヌキの溜め糞(ゆめの里)

ホウネンエビの画像

疥癬症にかかったタヌキ