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風水害対策をしましょう

印刷用ページを表示する更新日:2023年12月8日更新

線状降水帯とは

   線状降水帯

気象庁は、2021年(令和3)年から、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」の発生が確認され、土砂災害や洪水の危険性が急激に高まった際に「顕著な大雨に関する情報」を発表して安全の確保を呼び掛けています。
令和5年5月25日からは、「線状降水帯」が発生し、災害の危険度が高まったことを伝える情報について、従来より最大で30分早く発表されることになりました。

台風と熱帯低気圧の違いは

 熱帯地方(東経180度より)で発生した低気圧を熱帯低気圧といいます。そのうち、最大風速が毎秒約17メートル以上になったものが台風です。熱帯低気圧は風の強さでは台風に及びませんが、雨に関しては広範囲にわたって大きな被害をもたらすことがあります。油断せず、台風同様に警戒してください。

台風の大きさ

呼び方風速が秒速15メートル以上の半径
台風500キロメートル未満
大型の台風(大きい台風)500キロメートル以上800キロメートル未満
超大型台風(非常に大きい台風)800キロメートル以上

台風の強さ

呼び方最大風速
台風秒速17メートル以上~33メートル未満
強い台風秒速33メートル以上~44メートル未満
非常に強い台風秒速44メートル以上~54メートル未満
猛烈な台風秒速54メートル以上

風の強さと被害想定

風速10メートル以上~15メートル未満看板やトタン板が飛び始める。
風速15メートル以上~20メートル未満風に向かって歩けない。
風速20メートル以上~25メートル未満しっかりと体を確保しないと転倒する。
風速25メートル以上~30メートル未満立っていられず、ブロック塀が壊れる。
風速30メートル以上~屋根が飛び、家が壊れることもある。

集中豪雨とは

 集中豪雨とは、短時間のうちに狭い地域に集中して大量の雨が降ることをいいます。集中豪雨は、梅雨の時期や台風シーズンに発生しやすく、狭い地域に限定して起こる現象であるため、予測が難しい面があります。近年は、1時間に100ミリメートル近い雨が降ることも珍しくなくなっており、洪水やがけ崩れなどで大きな被害がでることもあります。山沿い、河川敷、扇状地、造成地などに住んでいる人は、特に警戒が必要です。

1時間の雨量と降り方

1時間の雨量(ミリメートル)雨の降り方
10以上~20未満ザーザーと降り、雨音で話し声がよく聞こえない。
20以上~30未満どしゃ降り。側溝や下水、小さな川があふれる。
30以上~50未満バケツをひっくり返したように降り、道路が川のようになる。
50以上~80未満滝のように降り、土石流が起こりやすい。車の運転は危険。
80以上~雨による大規模な災害発生の危険があり、厳重な警戒が必要。

風水害対策は気象情報の収集から

 台風や豪雨の被害は、正確な気象情報を集めることで最小限にとどめることができます。気象庁が発表する警報や注意報などの情報に注意して、常に適切な対応ができるようにしましょう。
 情報を集める手段としては、テレビのdボタン押してデータ放送か・ラジオ・町協定先のYahoo!japanのサイト閲覧や同社「防災速報」の通知サービス利用・消防署・警察署・町などがありますが、がけの亀裂や水位の変化といった身近な環境の変化にも注意するようにしましょう。

風水害対策は気象情報の収集からの画像