高齢者の人身交通事故が増えています
町では令和6年1月1日から同年6月30日までの間(6カ月間)で高齢者(65歳以上)を事故当時者とする人身交通事故が23件発生しました。高齢者人口1万人当たりの発生件数は神奈川県内平均値の3倍であり、また、全交通事故の発生件数の内、高齢者が関係する事故の割合は神奈川県内平均値の1.4倍になるなど、共に県内平均値を超えたことから、高齢者事故多発区域に指定されました。
加齢により、動体視力が低下したり、複数の情報を同時に処理することが苦手になったり、瞬時に判断する力が低下します。また、身体機能の変化によるハンドルやブレーキ操作に遅れが出てしまったりすることで、少なからず人身事故の多発に影響を与えているものと思われます。
ちょっとした油断や判断ミスが大事故につながる可能性がありますので、運転の際は細心の注意を払いましょう。
また、道路を横断する際は、車両の直前・直後を避け、自分の目でしっかりと安全確認をしましょう。
高齢者の交通事故を防止するための5つのポイント
1 交差点では必ず止まって左右の安全を確かめましょう。
2 身体機能の低下を自覚しましょう。
3 通りなれた道でも油断せず、注意して運転しましょう。
4 70歳以上のドライバーの方は、高齢者運転者マークを付け、シートベルトを正しく着用しましょう。
5 体調が悪い時や夜間・雨天時には運転を控えましょう。