小学生消防団員
小学生消防団員とは
大井町を災害から守るために日頃から頑張っている消防団の活動をよく知ってもらうとともに、消防・防災への知識と関心を深めていくことを目的に、小学生から希望者を募り、小学生消防団員として約半年間活動しています。
(現在は大井小学校の4・5年生を対象にしています)
小学生消防団員は、消防団が日頃行っている点検や訓練に参加して、消防団がどのような活動をしているのかを体験します。その他にも消防本部や陸上自衛隊駐屯地、神奈川県総合防災センターでの見学・体験をするとともに、町民への火の用心の呼びかけなど普及啓発にも携わっています。
令和6年度 小学生消防団員の募集について
小学生消防団員の活動服
小学生消防団員が活動するときは、法被と帽子を身に着けます。
法被は、大井町が「町」になる前、村であったときに使われていた法被を基にしたデザインです。この色にも意味があり、紺地は「団結」 赤線は「情熱と勇気」白線は「潔白」 を表しているそうです。
昔から続くこれらの思いを色にこめた法被を身に着け、小学生消防団員は活動します。
帽子は消防団員と同じデザインの色違いを着用します!
※ この村時代の法被は、生涯学習センターに展示されています。
小学生消防団員の一年
小学生消防団員は、次のような訓練や行事に参加します。
辞令交付式
小学生消防団員として活躍するみなさんに、町長から任命の辞令を、消防団長からは活動時の法被を渡します。
その後はオリエンテーションを行い、町の防災備蓄倉庫の見学をします。
消防団の訓練に参加!
消防団の活動に参加します。
地域の安全・安心を守るため、消防団はさまざまな訓練や点検を行っています。では火事や災害がないときに、消防団はどんなことをしているのでしょうか。
放水訓練などのいろいろな訓練や、消防車に乗って火の用心の放送など、消防団の活動を体験しましょう。
キミも大井町を守る消防団員だ!
防災体験教室
夏休みに、神奈川県の総合防災センターと陸上自衛隊駒門駐屯地へ行きます。
総合防災センターでは地震や風水害などの体験を。陸上自衛隊駒門駐屯地では、災害支援をする自衛隊の見学をします。防災について学ぶ一日にしましょう。
総合防災訓練
毎年、大井町では「総合防災訓練」を行っています。この日はそれぞれの自治会で、地震などの災害に備えて、いろいろな訓練をしていて、消防団は自治会の訓練のお手伝いをしています。
小学生消防団員も消防団員と一緒に自治会へいって、地域が行う防災訓練に参加しましょう。
消防署の見学と火災予防運動
小田原市消防本部へ見学に行きます。ここには消防署や119番通報が入る消防司令センターがあります。消防団とは違い、仕事として働く消防士さんたちからお話を聞き、いろいろな消防車両・施設を見学します。
また、火事が多くなる時季を迎え、毎年11月には全国で秋の火災予防運動が行われます。消防署の見学のあとはスーパーの入り口でチラシなどを配って「火の用心」を町民の皆さんに呼びかけます。
年末特別警戒
消防団は火事が多くなる年末、防火・防犯のために、夜に巡回して警戒をしています。
消防団と一緒に拍子木を打ちながら見回りをします。火の用心の呼びかけをして年末の大井町を守りましょう。
消防出初式
消防団員の一年は消防出初式から始まります。
出初式の見学をして、消防団の行進にも参加しましょう。
式の最後には迫力満点の一斉放水も観れます!