ゆめの里育て隊の活動(平成22年度)
ゆめの里育て隊 平成22年度 第7回整備作業
日時 | 平成23年3月6日(日曜日) 9時~11時 |
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場所 | 花木園3 |
参加者 | 隊長以下19名 |
作業内容 | サルスベリの植栽(62本) 【植栽・竹支柱設置・シュロ縄固定】 ※花の色を確認しなかったため、それぞれの木が何色の花を咲かせるかは、開花時期のお楽しみ。 |
清水事務局長からのあいさつ
「本日は約60本のサルスベリを植栽します、どれも大きなものばかりなので、十分注意し作業してください。」
作業前ミーティング(隊長より一言)
「平成22年度最後の作業になります。このあと植栽方法の説明しますので、良く確認してください。」
作業工程1
まずは大きめの穴を掘ります。
<ポイント> 根の真下を盛り上げる(土がしっかり入るように)
作業工程2
根の部分を穴に入れ、植える高さを確認する。
<ポイント>深く埋めない(移植前の環境に近づける)
作業工程3
木を垂直方向に固定して、土をかぶせる。
<ポイント>細い根と根の間にも土を丁寧に詰め込む。(土から養分をしっかり吸収できるように)
作業工程4
竹の支柱を打ち込み、サルスベリと固定する。
<ポイント>少し根から放して、斜めに打ち込む。(竹が根に刺さらないように)
植栽風景
3人1組で行われた作業、分担制で効率良く植栽ができました。
植栽が完了したサルスベリ
斜面地の作業でありましたが、次々に植栽が完了しました。
植栽が終わり、土を掛ける時の様子
この土地は土がサラサラで、どの隊員も簡単に掘りあげていました。
ベテラン隊員の指竹支柱の角度を調整している様子
根に刺さらないように、慎重に位置を決めました。この青竹が朽ちる頃、このサルスベリは立派に根付いているでしょう。
休息時間でも花粉症にはつらい日でした
この日は時折強風となり、付近のスギ花粉が飛散し、マスクが必須アイテムになりました。
しばしの休息時間
植栽が完了したサルスベリの間で、世間話をする隊員たち。
植栽地全体の様子
青空を背景に、何色の花が咲くか楽しみです
サルスベリの植栽が無事に終了し、集合写真に納まる隊員たち
この日準備されたサルスベリは62本。約1時間ほどですべてのサルスベリの植栽が終了しました。作業慣れした、隊員の手際の良さが発揮された一日となりました。この日の作業で、平成22年度の作業はすべて終了しました。皆さん、平成23年度も元気な姿で再会しましょう!
ゆめの里育て隊 平成22年度 第6回整備作業
日時 | 平成23年2月20日(日曜日) 9時~11時30分 |
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場所 | 花木園3、既存梅園2 |
参加者 | 隊長以下20名 |
作業内容 | サルスベリ植栽予定地のみかん・既存梅園の防風林の伐採 【チェンソーによるみかん41本の伐採、枝などの運搬集積】 |
作業前ミーティング(隊長より一言)
「本日はチェンソーなどが作業で使用されます、お互いに気を付けて作業してください。」
みかんの木の伐採開始
現地に移動後、早速みかんの木の伐採が始まりました。
チェンソーによる伐採
チェンソーによる伐採は、ベテラン隊員に担当していただきました。
枝の運搬・集積
先端部分の枝が多く発生し、傾斜地での運搬作業は大変でした。
小枝の切り落とし
チェンソーの他に、のこぎりも活躍しました。
しばしの休息
空気が乾燥している中、夢中で作業した隊員。休息時、美味しそうにお茶を飲む姿はとても印象的でした。
有効利用をします
伐採した木の一部は、農業を営む隊員が有効利用することになりました。
防風林の伐採の様子
防風林は不要と判断し、伐採することになりました。
防風林伐採後の様子
防風林が無くなったことで、散策路から梅の花がとても良く見えるようになりました。
作業終了後のあいさつ
隊長より、次回の作業について説明がありました。次回はサルスベリの植栽です。
みかんの木の伐採が無事に終了し、集合写真に納まる隊員たち
この日の作業は予想以上に早いペースで進み、里山づくりに対する隊員たちの想いや行動力を、改めて感じた一日になりました。
ゆめの里育て隊 平成22年度 第5回整備作業
日時 | 平成23年1月23日(日曜日) 9時~10時15分 |
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場所 | 記念植樹エリア(こもれびの森入口付近)、花木園1周辺 |
参加者 | 隊長以下18名 |
作業内容 |
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植栽された早咲き桜
2年物で、樹高は1.40m~1.50m程。
どの木にも蕾(つぼみ)があり、直ぐにでも開花しそうです。
用意された作業道具など
掛け矢、ナタ、スコップ、シュロ縄
作業前ミーティング(隊長より一言)
「予定より1カ月早く、植栽日を迎えることができました。全部で約60本ですが、丁寧に植えてください。」
隊長より植え方の説明
隊員は、真剣な面持ちで説明を聞いていました。
なかなか奥の深い作業です。
支柱用の竹です
桜の樹高などを考慮し、支柱は1本にしました。
記念植樹エリア付近の作業風景
暮れからほとんど雨が降らず、空気が乾燥していましたが、土の状態は適度な湿り気があり、サラサラでとても良い状態でした。
しばしの休憩
穴掘りが一番大変な作業でした。しかし、休憩時間になると、隊員同士のコミュニケーションが始まり、穴掘りの辛さを忘れていました。
ベテラン隊員の作業風景
作業する姿に無駄が無く、スコップに的確に力が伝わっていました。
花木園1付近の作業風景
皆さん、真剣な面持ちで作業に取り組んでいました。
ベテラン隊員の指導
心強いベテラン隊員の指導により、慣れない作業もスムーズに進みました。
植栽のポイント
シュロ縄により、植えた桜を竹の支柱に固定しましたが、ポイントは少し緩く結ぶこと。ベテラン隊員の指導にも熱が入ります。
この場所は特など席です!
少し風当たりが強そうですが、富士山の眺めが最高です。数年後、見渡す限りのキャンバスに納
まるピンクの桜と、冠雪の富士とのコラボが楽しみです。
最後の1本
約60本の桜は、1時間ほどで植えることができました。
最後の1本です、お疲れさまでした。
植栽後の様子
5年ほどの時を刻むと、幹は支柱の竹よりも太くなり、「おおいゆめの里」に根差すでしょう。
「おおいゆめの里」に新たな歴史を残した隊員たち。天候は晴天とはいかず、肌寒い日でありましたが、隊員たちの想いはいつもと同様に熱いものでした。
この日の植栽作業により、この「花木園1」周辺の『早咲き桜』は232本となり、大変にぎやかになりました。
ゆめの里育て隊 平成22年度 第4回整備作業
日時 | 平成22年12月26日(日曜日) 9時~11時30分 |
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場所 | 花木園1、水辺の里ゾーン周辺、こもれびの森周辺、林間散策路周辺 |
参加者 | 隊長以下15名 |
作業内容 |
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作業前ミーティング(隊長から一言)
「今年最後の作業です。安全確認を十分に行い、作業は班ごとに行ってください。」
林間散策路の落ち葉除去作業
里山の貴重な財産ですが、積もった落ち葉の上は歩きにくいため、ルート上は丁寧に除去しました。
水辺の里ゾーン付近の落ち葉除去作業
この日はエンジンブロアが活躍しました。くま手による除去作業に比べ、効率は2倍、疲労は2分の1です。
つかの間の休息 こもれびの森
貴重なコミュニケーション。春先に辺り一面を覆うスミレの話に花が咲きました
花木園1 木柵のロープ交換
まずは束ねられたロープをのばします。細心の注意を払ってもロープが絡み、しばし作業が止まりました。
花木園1 木柵のロープ交換
所々切断した個所があったロープ、4年振りに交換され、化粧直しをして新年を迎えられました。
こもれびの森入口付近の伐採作業
かなり太いクヌギを1本伐採し、枝を払っています。クヌギはシイタケの原木にもなります。
こもれびの森入口付近の伐採作業
ミズキの枝払いをする隊員。ミズキは昔から山に自生し、「かぎっこの木」と呼ばれていました。葉柄をひっかけて2人で引っ張り合い、どちらが切れずに残るか遊んだものです。
花木園1周辺 伐採されたスギとヒノキ
花木園1と地続きのこのエリアには、隊員の手により「早咲き桜」が植樹されます。
こもれびの森からの風景
広葉樹の落葉後のみ、木々の間から眺めることができる富士山。散策途中でホッとする瞬間です。
玉きり・集積された倒木
樹齢は40年ほど。根元部分は、いすとしてエリア内に設置する予定です。
スギの花粉
今年のスギ花粉の飛散量は、昨年の10倍とも言われていますが、確かにしっかりと花粉がついています。花粉症の方にはつらい年になりそうです。
作業後歩きやすくなった散策路
「水辺の里ゾーン周辺」
作業後歩きやすくなった散策路
「こもれびの森」
予定の作業を終え、写真に収まる隊員たち。本年度4回目の作業が終了すると、すぐに次回の作業の話題になりました。
皆さん、次回の作業も元気な姿でお会いしましょう。
ゆめの里育て隊 平成22年度 第3回整備作業
日時 | 平成22年10月24日(日曜日) 9時~11時10分 |
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場所 | 水辺の里ゾーン周辺、こもれびの森周辺、林間散策路周辺 |
参加者 | 隊長以下23名 |
作業内容 |
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作業前ミーティング(隊長から一言)
「無理をせず、楽しく作業をしましょう」を合言葉に、班ごとの作業が始まりました。
こもれびの森入口付近の草刈り
草のしたには倒木が横たわり、作業は難航しました。
こもれびの森への進入路
草刈り機が活躍。通路だけでなく、斜面も腰丈まで丁寧に作業が行われました。
つかの間の休息
涼しい陽気でしたが、「里山を整備したい」という気持ちが汗となって流れます。
この作業が大切
草刈り終了後、くま手などで丁寧に寄せていき、安心して歩けるよう一手間加えます。
水辺の里ゾーンの作業風景
夏以来に訪れ、草の成長の早さに驚かされました。わき水の近くで、カニが餌を探しているようでした。
水辺の里ゾーン周辺の林間散策路
下層の草が生え始め、緑のダムが完成間近です。必要最小限度の草刈りを行います。
こもれびの森の作業風景
晴れた日にはこもれびが差し込む、子どもたちに人気のエリアです。
整備前のこもれびの森の様子
整備後のこもれびの森の様子
隊員たちの思いが形となり、とてもきれいに整備されました。
富士山の様子
作業前は全体を見ることができましたが、作業後は灰色の厚い雲に覆われてしまいました。
作業の合間に見つけた小さな秋
「秋明菊」例年より少し開花が遅れましたが、一斉にピンクの花が咲き始めます。
予定の作業を終え、写真に納まる隊員たち。「おおいゆめの里」は、ここにいる隊員たちの手により、確実に進化を続けています。少しずつ、確実に進める整備こそが隊員たちの目標であり、この里山にかける思いではないでしょうか。次回の作業でも元気な姿で会いましょう。
ゆめの里育て隊 平成22年度 第2回整備作業
日時 | 平成22年7月19日(月曜日) 8時~10時 |
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場所 | 水辺の里ゾーン周辺、林間散策路周辺、町道23号線沿い |
参加者 | 隊長以下24名 |
作業内容 |
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作業前ミーティング(隊長から一言)
倒した枯れ木の運搬・集積作業
朝早くからの作業でしたが、どの隊員も精力的に作業に取り組みました。
つかの間の休息時間
杉の大木は、隊員たちのコミュニケーションツールになります。隊員たちが、話に花を咲かせました。
片付けが終わった水辺の周辺
水生生物のいきいきとした姿を確認できるようになりました。
玉切りされ、集積された枯れ木
このような枯れ木の山が2カ所できました。
水がわき出ているところを発見
「水辺の里ゾーン」の名前の由来となり、年間を通して周辺を潤してくれるわき水の発生場所。大木の根の下辺りからわいていました。
整備前の水辺の里ゾーン
整備後の水辺の里ゾーン
うっそうと生えていた草が数分で借り倒され、竹の葉を揺らすそよ風と共に、周辺一帯に涼をもたらしてくれました。
整備前の町道23号線沿いの様子
ここは、こもれびの森周辺と花木園3をつなぐ遊歩道です。
整備後の町道23号線沿いの様子
現在、花木園3ではサルスベリが開花中です。花木園3まで安全に移動できるようになりました。
朝8時からの作業開始にもかかわらず、大勢の隊員が参加しました。過酷な条件下ではありましたが、予定通り2時間で作業が終了しました。
この日は、天候に恵まれ、空気ははるか遠方まで澄みわたり、はっきりと見えた箱根連山や富士山をバックに一枚。
正面から吹き抜けるそよ風が、隊員たちの疲れを癒してくれました。
ゆめの里育て隊 平成22年度 第1回整備作業
日時 | 平成22年6月20日(日曜日) 9時~11時00分 |
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場所 | 水辺の里ゾーン周辺、林間散策路周辺、町道23号線沿い |
参加者 | 隊長以下18名 |
作業内容 |
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作業前ミーティング(隊長から一言)
この日初めて使用したチルホール
ベテラン隊員により講習会が行われました。
林間散策路に横たわる倒木
チルホールの活躍
数分後、チルホールにより、撤去が完了しました。
根元直径50センチほどの大木の枯れ木
散策路脇にあったため、切り倒しました。
ほとんど手が入っていなかった森林内部
この日は10本以上の枯れ木を切り倒しました。
町道23号線沿いの草刈り
ここを通り、写真の右手方向に進むと、サルスベリのある花木園3にたどりつきます。
補修後の林間散策路
階段の補修と草刈りが済み、安心して歩けるようになりました。
平成22年度最初の整備作業で、3カ月ぶりに集結した「ゆめの里育て隊」、どの隊員も待ちこがれたように、整備作業に打ち込みました。
この日隊員たちが流した汗は、それぞれの想いと共にゆめの里に浸みわたったことでしょう。