大井町第4次総合計画
計画策定の趣旨
町では、昭和44年に「大井町総合計画」、昭和55年に「第2次総合計画」、そして平成3年に「第3次総合計画 おおいアスカ21プラン」を策定し町政運営の指針としてきました。この間、豊かな自然環境と立地の優位性などを生かしながら、安全で住みよい活力あるまちを創りあげてきました。
21世紀を迎え、今、わが国は転換期にさしかかっているといわれています。本格的な少子・高齢化や国際的な経済競争、地球規模での環境問題、人々の価値観やライフスタイルの多様化など、これまでの延長線では考えにくい課題が山積しています。
また、地方分権の進展は、地域の特質を生かしたまちづくりの可能性を高めつつある一方で、町行政をめぐる行財政は厳しく、一層の行財政改革や大井町にあった行政サービスの供給体制の構築が課題となっています。
こうした状況を踏まえつつ、町民憲章にある“夢おおい未来”をめざし、町民参加のもと、21世紀初頭の町のあるべき姿を追求し、これからの町政運営の基本的な方向と施策を体系的に示すために、平成13年に「第4次総合計画」を策定しました。
計画の構成と期間
総合計画は、次のように「基本構想」「基本計画」「実施計画」の三層で構成されています。
基本構想 (まちづくりの基本理念)
平成22年度(西暦2010年度)を展望
21世紀初頭を展望して、大井町の将来像を設定し、まちづくりの基本理念、施策の基本的な方向を示したものです。
基本計画 (基本理念に基づく、基本的な施策)
前期基本計画【平成13年度(2001年度)~17年度(2005年度)】
後期基本計画【平成18年度(2006年度)~22年度(2010年度)】
基本構想に基づいて、それを実現するための基本的な施策を部門ごとに体系化して示したものです。
実施計画 (具体的な年度別の計画)
第1次実施計画【平成13年度(2001年度)~14年度(2002年度)】
第2次実施計画【平成15年度(2003年度)~17年度(2005年度)】
第3次実施計画【平成18年度(2006年度)~20年度(2008年度)】
第4次実施計画【平成21年度(2009年度)~22年度(2010年度)】
基本計画で示された施策を実現するため、具体的な事業を年度別計画で示し、予算を編成する際などの指針とします。