ハクビシンなどの小動物による生活被害について
ハクビシンなどの小動物が建物の天井裏や床下、物置といった場所に侵入し、ふん尿を排泄する、家庭菜園の作物が食べられるなどの被害が発生しています。特に、天井裏でふん尿をされてしまうと、シミ・汚れができたり、異臭を発したりするため、健康にも悪影響を与えます。
防除について
- ハクビシンなどが天井裏に棲みついてしまった場合は、まずは追い出しましょう。煙を出すタイプの殺虫剤の散布が効果的です。
- 追い出したら、建物の周りを調べ、侵入口となっている穴を塞ぎましょう。
- ふん尿をされている場合は、消毒業者などに消毒をしてもらった方がよいでしょう。
- 家庭菜園の被害の場合は、野菜や果実にネットを張るなど、小動物が近づけないようにしましょう。ハクビシンだけでなく、タヌキやアナグマ、アライグマといった小動物の可能性もあります。
※ 近年は、大井町でもアライグマの目撃や捕獲が報告されています。
被害防除策を講じてもなお、被害がなくならなければ捕獲します。
捕獲許可について
野生鳥獣を捕獲することは、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により、許可が必要です。許可なく野生鳥獣を捕獲すると、鳥獣保護管理法違反になります。
生活被害の場合には、鳥獣保護管理法に基づく鳥獣捕獲許可を受け、はこわななどにより「有害鳥獣捕獲」を行います。捕獲許可申請の前に、まずは生活環境課へご相談ください。
捕獲用「はこわな」の貸し出しについて
町では、自宅などで小動物による生活被害が発生し、やむを得ず許可を得て捕獲を行うとき、ご自身で捕獲を行う方のために、小動物捕獲用の「はこわな」の貸し出しを行っています。(わな免許は不要です。)
※ 数に限りがありますので、すべてが貸し出し中のときは貸し出しできません。また、予約はできませんので、ご了承ください。
なお、小動物による農業被害(家庭菜園を除く)の場合は、まずはお近くの農協にご相談ください。
捕獲後の処理
捕獲した小動物の処理については、捕獲したご自身で埋設など処分していただきます。
専門業者のお問い合わせ
公益社団法人神奈川県ペストコントロール協会
電話
0120-064-643 または 045-681-8585
受付時間
月曜日~金曜日の午前9時から午後5時まで
第1・3・5土曜日の午前9時から正午まで
※ 捕獲費用がかかりますので、ご確認ください。
注意事項
- 捕獲許可を受けた動物以外の捕獲は認められません。ほかの動物や犬・猫がかかった場合は、その場で解放してください。
- 捕獲した動物には、衛生上、手を触れないでください。