記念物
敷石住居跡
(町指定重要文化財)昭和46.7.24指定
この敷石住居跡は、昭和13年4月に石野瑛氏によって発掘されました。約四千年前の縄文時代中期のものと推定されています。
酒匂堰取入口跡
(町指定重要文化財)昭和46.6.8指定
酒匂川三角土手南に所在(現在は、足柄大橋の建設に伴い一部を生涯学習センター南に復元)し、酒匂川本流を堰(せ)き入れ、大井町金手、西大井、上大井の用水として、下流は小田原市大友、永塚、千代、高田、別堀、下堀、中里、矢作、酒匂、小八幡、国府津、前川、田島の水田500ヘクタールを灌漑(かんがい)しました。取入口の水門は幅約4.85mの石造りで、水路の長さは7.2mあり往古より全長12kmに及ぶ酒匂川左岸の水田を潤しました。
発掘時の様子
ストーンサークル(環状列石)
(町指定重要文化財)昭和48.8.28指定
酒匂川左岸に沿って南北にのびる金子台の先史時代墓地は、昭和38年、第一生命が大井町に本社ビルを移転した際の工事現場から発見された遺跡の一部です。この遺跡は、縄文時代のもので18基が散在しています。
公孫樹(夫婦銀杏)
(町指定重要文化財)昭和47.10.3指定
柳の稲荷社(安産の神)の境内にあるこの夫婦銀杏は、男銀杏の胸高周囲5.5m、樹高35m、女銀杏の胸高周囲4.2m、樹高32m、で、樹齢千年といわれている貴重な古木です。
公孫樹(東福院の銀杏)
(町指定重要文化財)昭和47.10.3指定
東福院(馬場)の銀杏は、胸高周囲5m余、樹高30m余、樹齢400年余の古木で、毎年沢山の銀杏が実ります。また、樹形の美しさにより、かながわの名木100選に選ばれています。
椎の木森
(町指定重要文化財)昭和47.10.3指定
三嶋杜(篠窪)の森は、椎の木、杉、欅などがありますが、俗に椎の木森といわれるように、何百年も経た椎の木の大木が26本繁茂しています。県下でも稀に見る自然林で、かながわの美林50選、その中の正面左側の椎はかながわの名木100選に選ばれています。
柳稲荷社のムクロジ
柳稲荷社のムクロジ
(町指定重要文化財)昭和58.6.2指定
柳稲荷社のムクロジは、胸高周囲1.78m、樹高20mです。これらは本来本州の暖地に樹生する木で、この地域にあることは珍しいことです。