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行政評価

印刷用ページを表示する更新日:2024年2月1日更新

令和4年度に実施した各施策の評価を行いましたので、その結果を報告します。

導入の背景

町では、厳しい財政状況の中、事務執行の効率化、経常経費の削減、新規財源の確保などが喫緊の課題となっており、限られた財源の中で町民ニーズを反映した効率的な行政運営が求められています。
そこで行政評価を実施し、職員自らが「成果」や「効率」という観点から行政活動の全般について見直しを行い、効果的・効率的な行政運営体制の確立、職員の意識改革をめざします。

行政評価とは

行政評価とは、一言で言えば、行政活動を何らかの統一的な視点と手段によって客観的に評価し、その評価結果を行政運営に反映させるためのものです。

1 統一的な視点と手段による客観的な評価

行政活動の結果、どれだけの成果(アウトカム)が上がったか、限られた資源でいかに効果的・効率的に公共サービスを提供したか、統一的な視点が必要です。そのために、評価指標を設定し、数値目標を定めて達成度を評価するなど、評価を行うためのルールやツールを明確なものにする必要があります。

2 評価結果の行政運営への反映

行政運営のサイクルを「 企画→ 実施 →評価 →改善 」とすると、これまでは、このステップが必ずしも確立されておらず、十分に機能していなかったといえます。そこで、行政評価を行うことにより、PDCAサイクルが確立され、ただ事業を実施し終了するだけではなく、改善に向けて定期的に評価(点検)し、その評価結果を行政サービスに反映させることができます。

PCDAの画像

導入の目的

1 効果的・効率的な行政運営体制の確立

町民サービスの観点から行政活動を評価し、経費節減などの改善をしながら効果的・効率的に執行していく体制を確立していきます。

2 職員の意識改革(企業的経営感覚の養成)

自分たちの活動を評価することで、事業への目的意識やコスト意識が芽生えます。併せて町民の視点に立った事業の企画や実施など、企業的経営感覚を養成し、職員の意識改革をめざします。

評価対象

行政活動は、政策-施策-事務事業の階層構造からなっていますが、まちづくりの目標、『みんなでつなぐ 大井の未来』の達成に向けて、これまでの事務事業評価から一つ階層を上げた、施策評価を新たに導入しました。なお、施策を構成する個別事業の評価の積み重ねにより、施策を評価するので、これまでどおり事務事業評価も行っています。

行政活動の分類の画像

職員の役割(組織体制)

【評価方法及び実施体制】

評価方法は、施策担当課において一次評価を実施したのち、各所属長などで組織する行政評価検討委員会において二次評価を実施しました。また、三次評価として、町民目線で業務改善につながるよう、外部評価委員会による外部評価を実施し、行政評価委員会において評価内容を決定しています。

1.行政評価委員会(副町長・教育長・委員長により行政評価検討委員会の中から指名された委員で構成)
〇横断的な視点で主要な事務事業を評価
〇最終評価として評価内容を決定
2.行政評価外部委員会(学識経験者及び町政などに関する識見者など)
〇施策の三次評価を実施
3.行政評価検討委員会(課長など)
〇施策の二次評価を実施
4.施策担当課(課長及び課員)
〇施策の一次評価を実施
〇評価結果を受けて「改善」のステップへ

【支援体制】

1.行政評価推進委員(各課長より推薦を受けた職員)
〇課員への指導及び各課のとりまとめ
2.行政評価推進会議(行政評価推進委員で構成)
〇行政評価の検討と実践
運営体制イメージ図

施策評価

令和4年度に実施した全41件の施策(114件の個別事業を含む)を対象に評価を行いました。また、外部評価として外部評価委員会が選定した9件の施策(41件の個別事業を含む)を対象に、施策担当課にヒアリングを行いました。

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